「食べる◯◯」という商品、スーパーマーケットに行くとバリエーション豊富な商品が並んでいますよね。それだけに、正直言って「すでに激戦区なのでは……!?」という印象があるかもしれません。しかし、言い換えれば“機が熟した”ということ。開発を重ねたeatimeが、ついに自信を持っておすすめできる2品をリリースしました!
まずは「食べる肉麻辣」。“麻辣”と名付けられた商品は市場にすでに存在していますが、頭に“肉”と付いているものはまず見かけません。実はこの「食べる肉麻辣」、そして後ほどご紹介する「食べるカレースパイス」は、マルエツに入社以来精肉関係の部署を担当してきた土橋さんが手掛けたもの。それだけに、肉は切っても切り離せない存在なのです。実際、2021年の秋に商品開発をスタートさせた当初は、思いっきり肉が主役の「鶏そぼろ」を想定していたのだそう。しかしその後、一大トレンドとなった「スパイスを使った商品」で「ご飯に合うもの」、「未開封であれば常温保存が可能でストックフードとしても使えるもの」、「嗜好品だけれど幅広く楽しんでもらえるもの」という方向性を定めて試作を重ね、2023年1月、発売にこぎつけました。
「食べる肉麻辣」には、マルエツでおなじみの「みちのく森林鶏」を使用。宮城県の指定農場で育った健康な鶏の、むね肉の粗挽きがたっぷり使われています。香辛料はというと、辛さと痺れ感、華やかな香りが人気の「花椒」に豆鼓や生姜、ザーサイ、アーモンドもブレンド。噛みごたえのある粗挽き肉と、シャリシャリとした生姜やカリッとしたアーモンドなどの食感が楽しい一品に仕上がっています。甜麺醤と豆板醤、加工品を使い、肉の旨味+αな、奥行きのある味わいも実現。これを常備しておけば、本格的な中国料理店の気分を自宅で手軽に楽しめてしまう……!
一方の「食べるカレースパイス」。こちらには「桜もち豚」の、うで肉のみを使っています。「余りがちな部位を有効活用しています」と土橋さん。こちらも、あえてサイズを不均一にした粗挽き肉を使っており、ビンのフタを開けると見た目からして「肉!」という感じなのです。もちろん、商品名に“スパイス”と付いているだけにクミン、コリアンダー、クローブ、シナモン、ナツメグといった、カレーの味わいを構成する上で欠かせない香辛料が使われています。土橋さんいわく「いずれの商品も、具材が大ぶりでゴロゴロしているので、製造工程でまんべんなく混ぜるのが大変なんです」。そんな、サプライヤー泣かせのレシピを引き受けてくれたのは、福神漬で有名な1675年創業の老舗「酒悦」さん。
「肉麻辣」「カレースパイス」とも、パッケージではご飯にのせたイラストが使われています。前述の通り、たしかに「ご飯に合うもの」として開発されたわけですが、ご飯専用にするのはもったいない出来栄え!パン、麺類、豆腐や納豆、惣菜、野菜、さらには肉類にのせて“肉on肉”もアリ、とアレンジ自在なのです。しかも常温商品。「お米コーナー、パンコーナー、精肉コーナー、お惣菜コーナーなど、あらゆる売場で展開できる商品なので、お客さまの目に触れる機会が増えるはずです」と胸を張る土橋さんの言葉に、大いに納得。これはもう、一家に一瓶備えておくべき万能選手です!
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